独学の弊害

子供の頃からプログラミングを独学でしてきたから、いまいちきちんとした。

「君の覚えたやり方でおぼえさせてやって」と言われた所で、

「じゃあ、今日から3か月間、ソフトウェアをプロセス解析しながら逆アセンブルした内容を一から解読して、ステップ追跡してみて。最初は何やってるか全くわからないと思うけれど、3回諦めかける頃には、プログラムがどうやって動くかの法則がつかめるはずだから。ソフトウェアの言語仕様についてはその後ね。開発者が書いた言語仕様渡すからそれ見て覚えてね」

とか言っても、誰もついてくるわけないって。

 

 

それ言ったら、暫くの間嘘つき扱いされたなぁ。

と嫌な事を思い出しつつ。

 

そもそも私自体が学びたいわ。

独学だから、知っておくべき基本的な事を知らずになんで知ってるのって事を知ってることもあるし、基本的な事を網羅するのも大変だっていうのに。

ベンチャーの苦悩

スタートアップの会社に創業から居続けはや3年。

出来上がった製品は、プロトタイプ開発の時点では優秀でも、

1年後には他社製品に抜かれ、最近では比較評価で倍の差で競り負ける。

 

製品が売れない事を、技術は営業のせいにし、

営業は、売れない製品を1年以上にわたって地道に売り続けるが成果が上がらず。

 

 

利益がなく、膨れ上がった資本金はゆうに億をこえ、

去年から支払いもままならず、最近は、裁判沙汰まで起きそうに。

 

社長は、資金繰りに疲れ切り、一攫千金のうまい話に飛びついては、下が「実態は全然違うじゃないか!」と火消しにあたふた。

小さい利益を地道に上げる営業に「それじゃ根本的な解決にはならないだろう」と営業の頑張りを全否定。

 

営業はモチベーションの低下が激しく、別会社を立ち上げて社長の介入を防ぎたいと言っている。

 

技術は、営業と社長と対立。

完全にサボタージュ状態で、昼にきて昼に変える生活。

 

会社の経営はついに危うく、誰を辞めさせるか、どの部署を解体するか、でどの部署も対立している。

 

どこで間違ったんかなぁ。

と思い返してみれば、技術部長の戦略的失敗が大きい。

「俺たちの製品はすごい」と言うだけで、その後は、展示会にすら出向かず、他社製品の比較や、顧客のニーズをきちんと把握することもしなかった。

何より、製品の改善をあきらめ、「これでこの分野はもうやりつくした」と早々と次の製品開発に移行したのが失敗だった。

 

それより以前の、一番最初のアルゴリズム自体が既にダメだった。

何とか私が改良して、仕上がったはいいけれど、きっと、それ以上のアイディアはなかったんだろうな。

私は私で、成果も認められず、特許の名前は別紙に掛かれ、表紙は部長と社長が飾り、炎上必須の短期の研究開発と受託開発に追われ、給料も上がらず、仕事は丸投げどころか、営業といがみ合うせいで、伝言ゲームで混乱ばっかり起こす。

 

すっかり腐ってコミットしなくなった。

そこでコミットしていたら何か変わったんだろうか。

と考えてみたけれど、そこまでされてなぜコミットしなくてはいけないのだろうか。

 

そんな反抗的な働きぶりのせいか、ついに以前からパワハラ気味だった技術部長と対立。

「クビにしたければクビにすれば?」

と結果を待ってみたものの、結局は「首にしたらまずい」と引き上げられソフトウェア開発部長に収まる。

 

そんな今日この頃。

会社の再生を考えてみるものの、先が全く見えないなぁ。